海賊VS紳士の続きですこちらを先に読まれた方が話が分かりやすいかもしれません
コツリ、コツリ、と硬質な音を立てながら俺は地下室へと続く階段を降りる、数時間前に手違いで召喚してしまった現役時代、つまり海賊をやっていた頃の俺は召喚されるなり屋敷で好き勝手暴れるので腹を殴って気絶させたが再び目覚め馬鹿の二つ覚えみたいにまた俺の屋敷を荒らしたので元の様に地下室へと閉じ込めた、この屋敷の地下室は広く様々な部屋があるが昔の俺を閉じ込めたのは地下牢として大昔使っていた部屋だ
「おい、メシだぞ」
石造りの壁から釣り下がった手錠を嵌め真っ赤な海賊装束に身を包んだ昔の俺は地面に胡坐をかいてはいるが手は頭上に纏められている状態だ、ちなみに飾り羽の付いた帽子は俺の部屋でこいつと一戦交えた時に落ちてしまっているので帽子は付けていない、拾ってわざわざ帽子を被せてやる義理なんて無いので床に転がったまま放置している、昔の俺は眉間の皺深くして俺の方をじとりと睨む
「腹減ってるだろ?食えよ」
数時間前罵りあったりやりあった間柄とは言え一応目の前の男も自分だ、流石に牢屋にぶち込んだ挙句食事も与えないなんてそこまで酷い事は俺もするつもりはない、こいつの為に食事の用意をするのは少し癪だったけれど。昔の俺を元の時代に返す手立ては今の所見つかっていないので帰る方法が見つかるまでは面倒を俺が見なければならない、本来なら普通に屋敷に住まわせたい所だが自分ながら如何せん素行が悪い、その態度が改善されるまでは地下牢で暮らして貰うしかないだろう、俺は牢の鍵を開け中に入りながら思った、ちなみに今日のディナーはミートパイ、フィッシュアンドチップス、サラダにデザートは昨日髭に貰った生クリームがたっぷり乗った苺のショートケーキだ、だが昔の俺は料理を一瞥し顔を顰める
「いらねえよ、んな不味そうなメシ」
言った後ご丁寧に唾まで吐いて昔の俺は簡単に俺のなけなしの良心を踏みにじっていく、俺は急に自分の体温がガクンと下がるのを感じた、凶悪な感情が加速度的に自分の心を占領していく、しかし俺はそれを抑制することなく甘んじてその感情に身を委ねる事にした
「ああ、そうかよ」
ガシャン、と音を立てて現代のイギリスはトレイごと海賊のイギリスの分のディナーを床に落とす味はともかく見た目は綺麗に盛り付けられていた料理は床の上で散らばり悲惨な状態になっている
「さっき俺にそんな口聞いたらどうなるのか叩きこんだつもりだったんだけどな、どうやらやり方がまだ手緩かったらしいな」
コツリ、コツリと音を鳴らしながら現代のイギリスは昔の自分へと近づく、今までの雰囲気を一層し禍々しい威圧感を放つ現代のイギリスに海賊のイギリスはいかに自分が危機的な状況におかれているのかその時になってようやく理解する
「若気の至りだと思って手加減していたのがいけなかったらしい、こうなったら徹底的にやらせて貰うぞ?」
「ハッ!!テメエの温いやり方じゃ何度やっても同じだろうけどな!!」
「減らず口ばかりだな、お前が一番屈辱を感じるやり方でやってやるよ、kid?」
イギリスは海賊イギリスの前でしゃがんで射るようにその瞳を見て言った、冷たく光る緑の瞳に海賊イギリスが一瞬たじろぐ、イギリスはその様子をせせら笑って胡坐をかく海賊イギリスの足を左右に開かせるとその間に体を滑り込ませ相手の顔を挟むようにして壁に両手を付く、酷く近い顔の距離に海賊イギリスが後ろに下がろうとするが背はもう壁についているので下がりようが無い
「ちけえんだよ!!何するつもりだこの変た・・!?」
最後の言葉を待たずイギリスは海賊イギリスに口付ける、口づけられた本人はイギリスの言葉から自分の身にこれから起こる事は拷問まがいのものだろうと覚悟していたのでまさかキスをされるとは微塵も考えていなかった、予想外過ぎる現代イギリスの行動に一瞬頭の中が真っ白になった海賊イギリスは抵抗を忘れて呆然と相手の行為を受け入れる、それを良い事にイギリスはにゅる、と舌を差し入れ無防備な口内を好き放題荒らしていく
「ッ・・・!っん・・・!!」
舌と舌を絡み合わせイギリスが相手に唾液を流し込むと海賊イギリスの口の端から飲みきれない唾液が流れ首筋を伝う、イギリスはキスの合間に器用に相手の下肢の服の中に手を入れ中心に手をかけると既にそこは反応しかけていてにやりと笑みを浮かべる
「何勃ててんだよ、変態」
唇を離し唾液に濡れたそこをぐいと拭ってイギリスは海賊イギリスに向かって嘲笑を浮かべる、濃厚なキスの後荒い息を吐き出す海賊イギリスはその言葉に羞恥心やら屈辱やらを甚く刺激されて激昂する
「クソッ!!触んな!!」
目の前の相手を殴りたかったが手は手錠に繋がれている、滅茶苦茶に暴れても頑丈なそれが解ける事はなくただジャラジャラと鎖が鳴るだけに終わり海賊イギリスは歯噛みする
「いいなその顔、もっと見せてくれよ」
心底楽しそうな声色でそう告げるとイギリスは海賊イギリスの下肢の衣服をシュルリと解いていく
「止めろ!!触んな!!離せ!!」
海賊イギリスが相手の顔面目掛けて蹴りを繰り出すが相手はそれを片手で受け止めにやりと笑う、手合わせの時点で海賊イギリスは目の前の男に一撃も与えられなかったのだ闇雲な攻撃なら尚更イギリスに当たる筈が無い、圧倒的な実力差、覆せない状況、嫌でもそれを肌で感じた海賊イギリスは悔しそうに顔を歪めるイギリスの言っていた『一番屈辱を感じるやり方』とはまさに言葉通りの意味でこれなら拷問の方がマシだったと考えていた時不意に衣服を下にずらされて立ち上がりかけたそれが外気に触れ海賊イギリスは身震いする、イギリスは海賊イギリスの中心の根元に両手を添え見せつけるようにゆっくりと顔をそれに近付けていく、嘘だろ!?とイギリスの意図に気付いた海賊イギリスが目を見開き慌てた所でもう遅い、イギリスは躊躇いもせずにぱくりと中心を口内に含む
「ッ!!!」
熱くぬるついた口内で直接的に奉仕されれば男なら嫌でも反応してしまう、イギリスが顔を上下させる度に海賊イギリスは苦しそうには、は、と荒い息を吐き出した、中心は完全に反り返りイギリスの口内でどんどんとその体積を増やしていく
「っ!!・・・ッ!!ふ、ぅ・・・」
気を抜けば漏れてしまいそうな嬌声を押し留める為に海賊イギリスは己の中心を口内で犯すイギリスから目を背け唇を噛みしめる、その痛みによって多少イギリスから与えられる刺激が和らいだように感じたがそんなもの気休めにしか過ぎない、イギリスは巧みに指や舌で中心を昂ぶらせていく、その刺激に海賊イギリスの体は顕著に反応してひくりひくりと震え瞳からは生理的な涙が溢れる、限界にまで怒張したそこが今まさに弾けそうになったその時イギリスはその根元をぎゅ、と握り、中心から口を離す、海賊イギリスはその瞬間一際大きく体を跳ねさせたがイギリスにそこを握りこまれた所為で放出を遮られ中途半端な熱が体に篭り放出への欲求と快楽とが綯い交ぜになり体中で暴れ回るものだから一溜まりもない、びくびくと体を痙攣させ荒い息を吐き出す為に開きっ放しの口の端からは唾液が一筋ながれる、紅潮させた頬に熱によって潤んだ瞳は耐えきれない熱で体が苛まれている事を顕著に訴えている、それでも決して嬌声を上げなかったのは海賊イギリスのプライドだろう、だがイギリスにとってはそれが面白くなかった、相手が声を出さなければ出させたくなるというのは彼の性らしい、イギリスは根元を片手で戒めたまま海賊イギリスの中心を再び口内に含んだ
「ッーー!?!?!?」
イギリスは痛いほど張り詰めたそこへ駄目押しにねっとりと舌を這わせると海賊イギリスは声にならない悲鳴を上げる、もう僅かな刺激でさえ快感となってしまう体の最も感じる場所を攻められ海賊イギリスの頭に白い火花が散った、イギリスが一端口を離し裏筋を舐め上げるとヒクヒク震える中心の先端から白濁がとろりと溢れだす
「はぁ、は、んぁ・・・ふ、ぅ!!!くそ・・・ぁ・・・」
「まだ悪態つく余裕があるとはな」
「ッあ!!やめ、しゃべ、んなぁ!!」
イギリスの吐息が体に触れるのですら辛いのか海賊イギリスが悲鳴を上げる、中心は再び絶頂を迎えようとしているらしく先程からしきりに震えているがイギリスはそれを許さない
「はは、いっそこのまま意識が飛ぶまで我慢させるのも一興かもな」
一旦動きを止めたイギリスの言葉に海賊イギリスは、はは、じゃねえよこの変態野郎が、と思ったがイギリスにぐちゅりと竿を扱かれたので口から出たのは切なげな息だけだった
「お前はどっちが良い?決めさせてやるよなあ『イギリス』?」
「ッ・・ぁ、なに、いって・・っく!!」
話している間イギリスは海賊イギリスの中心をぐちぐちと殊更執拗に扱いていた為海賊イギリスはそちらの方に意識を取られて話をまともに聞けなかった、勿論イギリスはそれを分かっているのだが扱く手を緩める事はしない
「夢中になる位善がってる海賊様にもう一回聞いてやるよ、このまま気絶するまで我慢させられるか、それともイった後俺に抱かれるか、どっちが良いか選べ」
「はッ!く、ぁどっち、も、やにきまって、だろ・・・」
「ああ、ちなみにどっちも拒否した場合は両方実行するからな」
ぐち、とイギリスは海賊イギリスの中心の頂点に爪を立てる、電流のようにビリビリとそれは海賊イギリスの体を駆け抜けてあまりの刺激に海賊イギリスは体を弓なりにしならせる
「なあ、『イギリス』どっちだ?」
「あぁ!!あ・・・ッ!!」
「どっちなんだ?」
「・・・せ、ろ・・ッあ!!」
「あんあん喘いでて何言ってるのか分からねえな」
イギリスの言葉に海賊イギリスは歯噛みして苦しげに息を吐き出しながら声を振り絞る
「イかせろ・・・」
遂に快楽の前に陥落した海賊イギリスをギラギラと薄闇に光る肉食獣のような瞳で見遣ってイギリスは中心を戒めていたそれを離す
「ーーーーッああぁ!!!!」
がくがくと海賊イギリスが白い喉元を晒し体を震わせる度に繋がった鎖がジャラジャラと音を鳴らし地下牢に響く、今まで戒められていた反動で勢いよく噴き出した白濁はあちこちに飛散し海賊イギリスの衣服や顔を白く汚した
「お気に入りの服が台無しだな海賊様」
唇が付きそうな程至近距離で白濁まみれの様子をイギリスが揶揄するのを射精の余韻で朦朧とする意識の中でも聞き取った海賊イギリスは自分の下肢や衣服の様子が目に入らない様決まり悪そうに視線を逸らす
「そっちが気持ち良くなったんだから今度はこっちの番だよな」
イギリスは息を整える為に開いていた海賊イギリスの口の中に指を突っ込み舌に指を絡ませたっぷりと唾液で指を濡らすと海賊イギリスの後孔へと指をつぷりと一本突き刺す、しかし唾液で濡らしただけでは潤滑油の代わりにはならず思うように指が進まない、イギリスはそこでふと床の上に散乱しているデザートに目を向ける、そこにはフランス作のショートケーキが無残な姿で潰れていた、イギリスはそのショートケーキのクリームの部分を指でたっぷりと掬い取ると再び海賊イギリスの中へと指を入れる、ぬぷ、とクリームの助けをかりスムーズに入った指を中で這いまわらせるとある一点を掠めた時海賊イギリスの体が大袈裟な程に跳ねた
「ああ、ここか・・・」
事もなげに言うとイギリスは執拗にそこばかり狙って指を動かす、未知の感覚に戸惑う暇も無く与え続けられる刺激に海賊イギリスはひっきりなしに体を跳ねらせる、一本、二本、三本と後孔に埋められた指の数が増えてそれがたやすく中を動けるようになるまで焦らされほぐされたその頃には力を失っていた海賊イギリスの中心は反り返り、先端からはたらたらと蜜が溢れ後孔をほぐすイギリスの指に絡みついてくる程だ、イギリスは溢れて来た蜜を体内に埋めたままの指に巧い具合に纏わりつかせとろとろになるまでそこをほぐした、くちゅん、と後孔から指を引き抜いた時には海賊イギリスはすっかり体を弛緩させてしまっていた、それを見てイギリスは満足そうに口角を上げる
「そろそろ良さそうだな」
言うと素早く己の下肢の衣服を必要最低限寛げるとイギリスはすでに硬度を持った中心をぐぷ、と海賊イギリスの後孔に埋める、普段受け入れる器官でないそこに押し入られるとどんなにほぐされていてもやはり痛みを伴うのか海賊イギリスの腰が引ける、だがイギリスはそれを許さず腰に手を回すとより深く結合するように引き寄せた
「あ゛あぁ・・・ッ!!」
「力み過ぎだ、馬鹿・・・」
思う様に埋めた中心を動かせず悪態をついたイギリスは海賊イギリスの中心に手を伸ばし上下に扱く、数回扱けば後孔に入っていた力が和らぎその隙にイギリスは小刻みにじっくりと腰を揺らし除々に奥へ奥へとそれを進めていく、全て中に入り切る頃には締め付ける力も大分弱まり海賊イギリスの声に苦痛以外では無い別のものが混ざり始める
「くっ、ぁあ、あああ!!」
「おら、もっと鳴けよ」
海賊イギリスが過剰に反応した所を掠めるようにイギリスが腰を動かせば耐え切れず海賊イギリスは声を上げる、ぐちゃぐちゃと高い水音を響かせながらイイ所ばかりを擦り上げれば海賊イギリスはたまらずに体を震わせる、天を向いた中心もそれに呼応しひくひくと震え身を苛む快楽の強さを物語っていた
「あぁ、やめ・・・んああ゛!!」
「感じまくった、顔、してるくせに、何言ってんだ」
この期に及んで静止の言葉を放つ海賊イギリスに仕置きとばかりにイギリスは一際強く弱い部分を突きあげる、達そうとびくりと震える海賊イギリスの中心をまた手で根元を握る事によって戒めイギリスは腰を振った、抜けるぎりぎりまで引き抜き一気に最奥まで突き入れ、気紛れに根元を押さえたまま別の方の手で海賊イギリスの中心をぬちゃぬちゃと扱く、ジュプジュプと結合している部分が泡立つまで出し入れして最後に海賊イギリスの中心の戒めを解くとそこから白濁が勢いよく散ると同時にナカがきゅう、と締まりイギリスの中心を締めあげる
「ーーッああぁああ!!!!」
「ッ・・・!!」
耐え切れず中に白濁を吐き出したイギリスは数回腰を振って最後の残滓までそこに注ぎ入れると海賊イギリスの中からそれを引き抜いた、当の本人は意識を飛ばし今では力なくぐったりと壁にその身を預けている、無防備な姿に喉奥で笑いイギリスは己の悪食さを自嘲しながらもこの状況を心底楽しんでいた
2011.08.17
あとがき
(ええ、やはり攻め攻めしい人が屈辱を感じながら受けるのってロマンですよね・・・書いていてとても楽しかったです)