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大日本帝国は私の事を可愛らしいというが、男としてその言葉を言われても正直嬉しくもなんともないしそもそも大日本帝国と私は世界は違えど同じ国なのだから容姿は変わらない筈だ、私に可愛らしいと言う事は自分の顔を見て可愛いと言っているのと同じではないか、そう思ってよくよく彼の顔を観察してみればぱっと見ただけでは分からないが私とは顔つきが異なる事が分かった、瞳は私よりも切れ長で鼻筋もすっと通っている、全体的に私より彼の顔の作りはシャープで男らしい、同じ国なのにこの理不尽な違いは何だと彼を見る度にコンプレックスを刺激される羽目になった私はなるべく彼に意識を集中させない事にした、見れば見る程自分との違いに気付かされそうで嫌なのだ、内面が違うと外見も変わってくるのだろうか不思議なものだ
「日本」
呼ばれても返事はしない最初の数回は返事をしていたが事あるごとに大日本帝国に構われて正直少し疲れた、こんな爺を捕まえて一体何が楽しいのか分からないが彼は上機嫌な様子で私を構い倒す、それはもう猫可愛がりという言葉がぴったりと当て嵌まる位には、抱き締められたり口付けられたりするのはもうこの短時間の間に慣れてしまった、一々反応していても相手を喜ばせるだけだと分かったのでなるべく反応は返さずいなす、彼の気を他のもので紛らわせようと本を与えれば大人しくなるかと思えば本を読んでいる最中に手招きされ近寄ると問答無用で膝の上に乗せられて後ろから腕を回され長時間拘束された、逃げ出そうともがいても鍛えられた体によって阻まれればどうしようもない、そうこの経験から彼はかなり力が強い事が分かった拘束されたら負けだ、返事をしない私にも構わず日帝は後ろから腰のあたりに腕を回してくる、今もがいても日帝を離す事は出来ないので大人しく捕まったままの状態だが晩御飯を作っている最中なので正直動き辛い、じとりと恨みがましい目で相手を見れば妖艶に笑われる、自分の姿でここまで色香があるなんて反則じゃないだろうか、最も私にはあまり効果が無いが
「おや、この表情でも落ちませんか、なかなか手強いですね」
「・・・落ちるも何も私は男です」
日帝の言葉にどこから突っ込めばいいのか分からない別世界の過去の私の言動には困惑させられてばかりだ、心なしか頭が痛くなってきた、それから肩口に顔を埋めてきたり、脇腹を撫できたりされたが私は大型犬がじゃれついて来たとでも思い料理に集中する事にした
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晩御飯は脂の乗った鮭の塩焼きと茄子と胡瓜の和え物に味噌汁とご飯だ、日帝はそれらをぺろりと平らげ風呂に入ると早々と客室に行ってしまった、夜も何かしら構われるものだと身構えていた私にとってそれは予想外の事だったがやっと飽きてくれたかと大して気に留めないでいた、今日は色々な事があり過ぎて疲れた、部屋に布団を敷きそこへ潜りこんだ私は疲労の為すぐに眠りへと落ちていってしまった
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「ん・・・?」
何か体の上に重みがある、少し圧迫感を感じて私は薄らと目蓋を開けるとそこには私と同じ顔が月明かりに照らされ私を見降ろしていた、起きぬけの所為で一瞬夢の中に居るのかと思ったがその人物が誰なのか思い出して我に返る、どうして大日本帝国がここに、私より先に客室に行って寝ている筈なのに、圧迫感を感じたのは彼が私の腰の辺りに軽く体重をかけて跨っていたかららしい、被っていた布団はいつの間にか横に置かれていて直接私の体に彼が跨っている状態に目を白黒させる私を見て大日本帝国はくすり、と笑った、月明かりに照らされたその顔は壮絶な色気を放ち私の背筋に嫌な汗が流れた悪い予感がする
「何しに来たんですか・・・」
警戒心だらけの声で言えば分かりませんか、と頬に手を添えられる
「夜這いに来ました」
言うや否や瞳を細めて大日本帝国は私の浴衣の合わせ目に手を這わせ脇腹を直接やらしい手付きでなぞる、そのまま私の意思も確認せず事に及ぶつもりらしい、そんな事させない、昼間からの大日本帝国の行動から気に入られている事は分かっていたがそれはただの自己愛が形を変えたようなもので性欲が付き纏っているなど考えもしなかった、だから当然私は大日本帝国にそのような気持ちは抱いては無い上ましてや事に及びたいなどは思わない、だからこの状況を甘受する事等出来る訳が無いのだ
「やめて下さい、何するんですか!」
「そんな事も分からないような齢では無いでしょう日本?」
「やめ・・・離せッ!!」
浴衣を肌蹴ようと動く大日本帝国の両手を私の両手で掴むが下から押し上げる力と比べると上から押す力の方が体重をかけられて有利だそうでなくても彼と私では自力が違うぐぐぐ、と押し上げようと手を動かすが相手はびくともしない
「出来れば抵抗しないで貰えると助かります」
ダン!!と私の両手は頭上に纏められ些か乱暴に布団に叩きつけられる足をばたつかせようと思ったが相手が丁度良い位置に腰を下ろしてきて
動かす事すら出来ない、冷や汗がたらりと流れる
「何、自慰だと思って軽く受け流してくれれば良いですよ私になら出来るでしょう?」
「それは貴方次第ですね、自慰だと思える程度の行為で済ませてくれるのですか?」
「ふふ、さあどうでしょうね」
苦い気持ちが喉元からせり上がる、そんな私と対照的に彼は上機嫌に私を見降ろし抵抗出来ないのを良い事に鎖骨や胸に唇を落としてくる、一々彼の行動に反応しそうになる体を軽く息を吐く事で宥めて私は極力声を出さないように努める、そんな私に仕置きとばかりに大日本帝国は胸の飾りをきゅ、と摘みそのまま人指し指でこねるように刺激してくる、むず痒いような刺激が背筋を駆け抜け唇を引き結ぶ、これ以上彼の思い通りにするのは癪だ、私にも男のプライドというものがある最もそれも今彼によって壊されかけているが
「声を出しても良いんですよ?」
そう言って大日本帝国は執拗に飾りを弄る、その巧みな手管にうっかり声を上げそうになるが彼から逃れられない唯一の抵抗がこれなのだ簡単に声を出そうとは思わない
「強情ですねえ、もう逃れられないのだから抵抗するのなんて止めて一緒に快楽に溺れれば良いじゃありませんか、ねえ?」
「お断り、します」
「ふふ・・・まあ抵抗されながらというのもそれはそれでそそるものがあるので私としては構わないですけど」
胸を弄る手がするりと場所を変えて内腿を撫でそのまま進み下肢の下着を取りはらわれる、頼りない感覚に身じろぎする間にその手は中心に伸びる、嫌だ止めろと身を捩ってもまるで効果は無く大日本帝国は手でそこを包み上下に扱きはじめる、男の一番の弱点に触れられれば誰だって敵わない、心とは裏腹に中心は徐々に首をもたげ始め硬度を持つ、中心をいじられながら胸の飾りを舌先で転がされればそれは先程触れられた時とは比べ物にならない程の快感を生んだ熱が体全体を包んで熱い、夜は肌寒い風が部屋に吹き込んで来るのに熱を持ちすぎた体は薄ら汗までかいている、時折飾りを歯でかり、と甘噛みされれば内腿が震える、もう中心は完全に反り返っていて先走りが出ているのか大日本帝国がそこを扱くたびに粘着質な音が部屋に響く、無性にそれが羞恥心を煽り熱が集中した体にさらに熱が篭り頭がくらくらする
「・・・ッ!!」
ぐったりとした私を見て体に力が入らないのを見越した大日本帝国は頭上で両手を拘束していた手を離し顔を中心近くに持ってきたかと思えば中心が熱くぬめったものに包まれ、その感触に腰が跳ねる、ぬめる物が大日本帝国の口内だと理解するのに少しかかった、まさか口にそこを含まれるとは思っていなかっただけにその衝撃は大きい目を白黒させているうちにねっとりとした舌で裏筋をべろりと舐められ快感が走り頭を思わずのけ反らせる、喉元を相手に晒すような無防備な格好だがそこを刺激される度じんと腰が痺れて今までにない程の快感が身を苛む、根元まで咥え込まれて頭を上下に動かされればたまらなくなって内腿ががくがく震える、刺激に耐える為に解放をされた手をがり、と強く噛んでも痛みで誤魔化しきれないそれに悲鳴が漏れる、じゅるじゅると先走りでぬめるそこをきつく啜られた瞬間既に限界の近かったそこは堪え切れずに弾けて大日本帝国の喉奥に白濁を叩き付けるように吐いた
「ッあああ!!」
大日本帝国は残さず精液を啜り取りごくりと飲み込んだ、彼の口の中に出してしまったのもショックだったがそれを見てさらに私は驚愕した
「な!吐いて、ください・・・」
「濃いですね、もしかして溜まってました?」
私の言葉を無視して彼はくすくす笑う、指摘された言葉にかあと顔に熱が篭るのが分かった、かわいい、無意識に呟かれたような響きの言葉が頭上から降って来て私はそれ以上大日本帝国の顔が見れなくなって顔を反らす、それをぐい、と無理矢理元の位置に戻され唇を重ねられる、放出後の気だるい感覚が残る体では碌に抵抗らしい抵抗出来ずに私はされるがままだ、唇を重ねたまま大日本帝国の手がするりと頬、肩、脇腹、太ももの順に撫でて行き手がどんどん下肢へと伸びる浴衣の中に潜った手は私の腰を撫で双丘を辿り奥まった場所へ辿り着く、後孔付近を触られてぴくりと体が反応する、そのまま指先が後孔につぷ、と侵入してくるのを感じて私は違和感に腰を引く、そんな場所を触られるだけでも嫌なのに馴らす為とはいえ中に指を入れられなんてたまったもんじゃない、だが大日本帝国はそれを許さず片手で腰を引き寄せると更に奥へと指を侵入させた、たった一本だけなのに猛烈な違和感を感じて私は呻く、ずずずと根元まで埋められる過程で大袈裟な程体が跳ねたが一瞬の事で私には何が何だか分からない、一本目が入った後すかさず二本目の指が後孔に押し入ってくる先程よりも圧迫感を感じながらぐにぐにと内壁を押し伸ばすそれに体が反応する、限界まで押し広げられれば普段は感じない場所に外気を感じて身が竦んだ二本目が体に馴染んだ頃に三本目が押し入り今度は先程大袈裟に体が反応した所を執拗に刺激されて腰がびくびくと跳ねる、そこが前立腺に当たるのだろう事は今は考えられず与えられる刺激にただ翻弄される、大日本帝国に口を離されれば堪えきれない声が口から漏れた
「ああ!!そこ、やめ・・っあああ!!」
「止めろという割には情熱的ですね」
刺激で指をきゅうきゅうと締め付ける内壁を指摘されるがその言葉に反応出来る余裕は無い、気が付けば直接刺激された訳でもないのに中心にも熱が篭り限界まで反り返ったそれはたらたらと先走りを零している、その痴態を目の前の男に曝け出しながら私はひたすら与えられる刺激に身を震わせる事しか出来ない、とろとろにそこを解されて理性が飛びそうになった時大日本帝国は指を引き抜いた余裕が無い私には相手の瞳に熱を通りこして灼熱のような熱さが篭っていた事など知る由も無かった
「もう充分ですよね」
「・・・ッ!ああぁあ゛!!」
後孔に固いものがあてがわれ中にそれを埋められる、圧迫感と痛みでそれまで感じていた快感が一気に霧散した、ぎちぎちと内壁を押し広げながら入って来るのは大日本帝国自身だ、あまりの痛みで顔が歪む、だがそれは相手も同じなのか心なしか苦しげな表情をしていた、内部を圧迫し続けるそれは痛みしか生まないだろうと思ったが前立腺をそれでぐり、と擦られれば途端に痛みを快楽が凌駕して、ず、ず、と押し入られる度にそこを中心がかすり太ももが震える、激痛で萎えていた己の中心が再び兆すのを感じて身悶えると今までとは段違いのその刺激に自然と体がのけ反り相手の腹に中心が当たった
「こ、のッ!!やめ・・・ッああ゛ぁ!!!」
「嫌がる割にはッ!!随分、具合が良さそう、ですね」
「よくなんか、ぁああ!っああ、あああ」
「ふふ、ここもいやらしく涎なんかたらして、はしたないこと」
「ひあ!!さわ、るな、や、ぁああ゛あ、ひぐ、ぅ!!!」
「そんな高い声出して大丈夫ですか?明日喉嗄れてるでしょうね」
あまりの快楽にまた自分を見失うのが嫌で静止の声を上げれば反り返った中心をぐりぐりと弄られ自分のものとは思えないような声が上がる、意地悪くいちいちこちらの羞恥を掻き立てるような事を言う相手に仕返ししたくてぎゅ、と中心を受け入れている局部を締めあげれれば相手は苦しげに息を吐いた
「ッ!!力、抜いてくださ、きつ・・・ッ!!」
「は、は、やられっ放し、は、性に合いませんで」
「でも・・・」
意味ありげな笑みを深めた相手にぐちゅ、と良い所を強く擦りあげられて力が抜ける
「ぁあ゛!!く、ぁ・・・」
「こちらが有利な事は変わりませんけどね」
それが引き金になったのか大日本帝国は一層激しく私を攻め立てる、ぐちゅぐちゅと結合部からはひっきりなしにいやらしい音がして意識が焼け切れそうな程体が熱を帯びる、ぽたり、ぽたりと上から大日本帝国の汗が肌に落ちて、その刺激にも過敏になった体は反応しびくりと震えた
「ああ゛、あ、はッ!ああ、ぁああ、んぁ、ッん!!」
「気持ちい、ですか、声、甘くなってますよ」
「いう、なあ!!ひあ、んああ!!」
揺すられる度に相手の腹に密着した中心が擦れてたまらない、ひっきりなしに悲鳴のような声を上げれば相手の中心がナカでまた大きくなるのを感じる、上から落ちてくる苦しげな吐息に彼もまた限界が近いのだろうととろけた意識の中で思った、腰を激しく動かしながら相手は私の耳元に口元を寄せ、かり、と耳たぶをきつめに噛んだ、それと同時に一際強く再奥まで穿たれ私は相手の腹に白濁を吐き出す
「っああああ!!」
「ーーッ!!」
切なげに息を吐いて相手もまた白濁を叩き付けるように吐きだした、腹の中に熱い飛沫を感じたのを最後に私の意識は沼の底に沈む様に落ちていった
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風呂場で日本の体を清め衣服を整えた後大日本帝国は相手を抱きしめ布団にもぐる、さらりと指通りの良い髪を撫で、その感触を楽しみながら大日本帝国は瞳を閉じた、抵抗されながらの情事もなかなか燃えたが少なくない好意を抱いている相手にはやはり求め求められるような関係が良いと彼は一人思った、なかなか頑固で自分に靡かない日本だがいつかはきっとこの手に落としてみせる、自ら求めて来る日本の姿を思い描いて大日本帝国もまた傍らで静かに眠りに落ちていった
2011.08.28
あとがき
(ぺろりと美味しく頂かれた日本でした、この夜で一気に自らの好感度を下げた大日本帝国ですが翌朝きっと甲斐甲斐しく日本を世話して少しだけ見直されます、ええ少しだけです。)